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2005.4.3

「新版図集植物バイテクの基礎知識」が出版されました。著者らの長年の植物バイテクの経験に基づいて書き上げた本です。
大澤勝次・江面 浩著
税込価格 : \2,700 (本体 : \2,571)
出版 : 農山漁村文化協会
サイズ : A5判 / 254p
ISBN : 4-540-04232-7
発行年月 : 2005.3

2005.3.25

大学院生の石丸君、野中さんが、無事に修士号を取得しました。石丸くんは社会人に、野中さんは博士後期課程に進学します。卒研生の庄司君、小村君、菊池さんの3人も無事に卒業しました。庄司君、小村君は大学院に進学、菊池さんは、社会人になります。皆さん、ご苦労様でした。そして、これからも笑顔を忘れずに頑張って下さい。10年後、20年後を楽しみにしています(江面)。


左から:江面、石丸、野中

左から:庄司、菊池、小村

2005.2.28

コーネル大学のJames J. Giovannoni博士の招へいが決定しました(平成17年筑波大学国際連携プロジェクト)。8月に筑波大学で開催される日本育種学会のときに江面がオーガナイザーとなって「トマトゲノム研究」シンポジウムを企画しています。Giovannoni博士は、国際トマトゲノム研究の中心メンバーで、このシンポジウムでも講演していただける予定です。詳細は、後日お知らせします。

Short Description about Dr.James J. Giovannoni
The focus of research in our laboratory is molecular and genetic analysis of fruit ripening and related signal transduction systems. We are investigating the regulation of ripening using tomato as a model system. Experimental approaches include 1) positional cloning of loci known via mutation to harbor genes necessary for normal fruit development and ripening, 2) isolation of candidate ripening regulatory genes based on expression pattern or relationship to ripening-related signal transduction systems (e.g. ethylene, light), and functional analysis in transgenic plants, and 3) development and utilization of tools for functional genomics with current targets of exploration including genome-wide expression profiling during ripening and as related to fruit quality and nutritional composition.


2005.2.25
3月14日に「トマトゲノム研究の現状と今後の進展」というテーマで遺伝子実験センターセミナーを開催します。我々がセンター重点プロジェクトとして研究を加速させている研究とその関連研究について、国内外の研究者を招いて議論します。関心のある方は是非ご参加ください。詳しい案内は、遺伝子実験センターHPをご覧下さい。

2005.1.29
2月18日に江面がオーガナイザーとなって21世紀COEプログラム 若手国際シンポジウムを開催しました。タイトルは「植物における環境応答の分子機構」です。ホルモン、光、生物時計に関する著名な研究者を招いて開催しました。我々の研究室からは、Maさんと野中さんが発表しました。


Dr.James J. Giovannoni
Research Molecular Biologist, USDA-ARS Plant, Soil and Nutrition Laboratory and Adjunct Professor, Plant Biology
Adjunct Professor, Plant Genomics Focus Area, Cornell Genomics Initiative
email: jjg33@cornell.edu

Selected Publications
Giovannoni, J., Yen, H., Shelton, B., Miller, S., Kannan, P., Vrebalov, J., Tieman, D., Hackett, R., Grierson, D., and Klee, H. (1999) Genetic mapping of ripening and ethylene-related loci in tomato. Theoretical and Applied Genetics 98:1005-1013

Giovannoni, J. (2001) Molecular Regulation of Fruit Ripening. Annual Review of Plant Physiology and Plant Molecular Biology. 52:725-749.

Barry, C., Fox, E., Yen, H., Lee, S., Ying, T., Grierson, D. and Giovannoni J. (2001) Analysis of the ethylene response in the epinsastic (epi) mutant of tomato. Plant Physiology In press.
2004.12.3

2004年3月22日、23日に第一回トマトワークショップが開催され、国際協調のもとでトマトゲノム解読が動き出しました。かずさDNA研究所では、田畑哲之さんの研究室がトマト第8染色体の解読に参加することになりました。実験用トマトであるマイクロトムを使ったEST解読、マクロアレイ作製が千葉県農業総合研究センター、筑波大学、野菜茶業研究所、かずさDNA研究所の共同研究により、準備されています。また、完全長cDNA解読もかずさDNA研究所が中心となって始めました。さらに、EMS突然変異集団の作製が筑波大学の江面先生と溝口先生を中心として始まっています。トマト研究の機運がたかまっているなか、今回は、実際に明日から実験を開始できるようにするために必要な情報を提供するためのワークショップが開催されました。また、12月3日には、トマト育種研究の第一人者のDani Zamir博士(The Hebrew University of Jerusalem)が公演を行いました。

かずさDNA研究所      Dani Zamir博士


筑波大学遺伝子実験センターで
育成中のEMS突然変異トマト
2004.9.29

オーストラリアで開催されたIPGSA2004(国際植物化学調節物質学会, 20-24 Sep,2004)の報告をします。

この会議は、キャンベラにあるオーストラリア国立大学(ANU)で行われました。全体の参加者は400名で、その内100名が日本人でした。時差が少ないということで参加者が多かったのでしょうか。当研究室からは江面、遊橋、片岡の3名が参加し、研究発表を行いました。

会議で気付いた点を挙げると、1)植物のシグナル伝達系の調節で関連タンパク質の分解に注目した研究が多かったこと、2)我々の研究テーマとの関連ではエチレンシグナル伝達系の調節に分子シャペロン(HSP90)が関与していることが初めて示されていたことなどです。

学会の発表課題など詳細はhttp://www.conlog.com.au/ipgsa2004/をご覧下さい。

オーストラリアといえばコアラでしょう。長い出張でしたが、久しぶりに良く考える時間ができました。このように!

 

2004.9.10 酸味を甘く感じる?レタス=ミラクルフルーツの遺伝子導入−筑波大(時事通信)
 西アフリカ原産の「ミラクルフルーツ」(アカテツ科)に含まれる、酸っぱい味を甘く感じさせるたんぱく質「ミラクリン」の遺伝子をレタスとイチゴ、トマトに導入することに成功したと、筑波大の江面浩助教授らが10日発表した。
 イチゴとトマトはまだ実がついていないため、今後、レタスをすりつぶしてミラクリンを抽出し、舌の組織に働き掛けて酸味を甘く感じさせる作用があるか確認する。イチゴとトマトの実がなれば、ミラクリン遺伝子導入前の実に比べ、より甘く感じる可能性があるという。
 ミラクリンは食品添加物として利用されているが、現在はミラクルフルーツから少量を抽出するしかない。レタスなど日本でも栽培しやすい農作物で安く大量に生産できれば、糖尿病患者向けやダイエット用の新甘味料として利用が広がると期待される。 

[時事通信社:2004年09月10日 19時10分]

「掲載写真及びミラクルフルーツの効能に関する情報は、島村光治氏より提供。ミラクルフルーツに関する詳しい情報はhttp://shima.npo.gr.jp/を参照ください」

2004.8.9 江面浩 助教授(生命環境科学研究科,遺伝子実験センター)は,「バイオテクノロジーを利用したメロンの品種改良技術の開発」の研究により,日本植物細胞分子生物学会技術賞を受賞しました。
研究概要は,http://www.gene.tsukuba.ac.jp/Plant/
MolecularBreeding/を参照下さい。
この賞は,独創性に優れ植物細胞分子生物学における技術の発展に大きく貢献した研究者に授与されるものです。8月9日,10日に秋田県立大学秋田キャンパスにて開催された第22回日本植物細胞分子生物学会秋田大会において,表彰及び受賞講演が行われました。
2004.8.4

チェコで開催されたウリ科植物の国際会議(Cucurbitaceae 2004)の報告をします。

この会議は、チェコの地方都市であるOlomoucという町にあるPalacky大学で行われました。あのメンデルも学んだ由緒ある大学だそうです。会議には、ヨーロッパを中心に約160名が参加しました。私は、Scientific committeeとして参加し、研究発表を行ってきました。日本からは、私の他に野菜茶業研究所の坂田さんを含めて5名が参加しました。

今回の会議では、ウリ科植物の研究でおそらく歴史に残る発表がありました。ウリ科植物に関連する研究者は過去10年以上に渡って、重要な病害虫抵抗性遺伝子のマッピングに取り組み、マーップベーズクローニングを目指してきました。その結果、今回の会議でウリ科植物の主要な病害虫に関する多くの抵抗性遺伝子のクローニン成功の報告がなされました。具体的には、べと病抵抗性遺伝子、つる割れ病抵抗性遺伝子(Fom-1)、うどんこ病抵抗性遺伝子(Pm-W)、mnsv抵抗性遺伝子、そしてアブラムシ抵抗性遺伝子(Vat)です。これらの成果は、既に論文発表されているものもありますが、それ以外は今後主要なジャーナルで発表されるでしょう。地道な研究の威力を思い知らされた学会でした。何れにしても、ウリ科作物の病害虫抵抗性は、今後大きな発展が期待されます。

会議の発表課題は、http://www.cucurbitaceae.upol.cz/をご覧下さい。

会場の隣町(Brno)にあるメンデル博物館にて(江面)

ここでは、欧米の著名な研究者がお土産にメンデルTシャツ買いまくっている光景に驚きました。メンデルの偉大さを意外なところで感じました。

2004.7.30

Francis Crick,DNA Helix Discoverer,Dies at 88
By REUTERS

Published: July 29, 2004 U.S.
Filed at 12:53 p.m. ET


WASHINGTON (Reuters) - Francis Crick, who helped discover the double helix shape of DNA, has died at the age of 88, his family said on Thursday.

Crick died at a hospital in San Diego after a long battle with colon cancer, the Salk Institute in nearby La Jolla said in a statement.

British-born Crick won the Nobel Prize in 1962 for his work on DNA's structure, which he discovered in 1953 along with James Watson at Cambridge University. Watson and a third colleague, Maurice Wilkins, shared the prize.

The names of Crick and Watson, youthful friends and colleagues at the time, have been linked ever since.

``I will always remember Francis for his extraordinarily focused intelligence and for the many ways he showed me kindness and developed my self-confidence,'' Watson in a statement from his office in Cold Spring Harbor Laboratory in New York.

`` Being with him for two years in a small room in Cambridge was truly a privilege.''

``Francis Harry Compton Crick was born on June 8, 1916, in Northampton in Britain but had been living in La Jolla, California where he was a distinguished research professor and former president of the Salk Institute.


``Francis Crick will be remembered as one of the most brilliant and influential scientists of all time,'' said Richard Murphy, the Salk Institute's president and chief executive officer.

Crick, the son of a shoe-factory owner, studied physics and biology but had his efforts interrupted by World War II. Crick went to work as a scientist for the British Admiralty, helping to design magnetic and acoustic mines.

GOSSIPING ABOUT MOLECULAR BIOLOGY

``I still didn't know much about anything so I could go into whatever I wanted,'' Crick said in 1997 in a lecture at Rutgers Universiformation, not proteins, as many believed at the time. They set to work studying the compound.

In 1953 they proposed the twisted ladderlike shape called the double helix for DNA, with its paired nucleotides now known by their initiad divorced in 1947.
2004.7.23

遺伝子実験センター周辺の環境整備が行われました

隔離圃場では皆汗まみれになって自然と対話しました

2004.7.12

2nd Mail from Miss Fujiwara in Germany
Thank you for your mail. We saw your home page. I 'm sorry not to be able to send our funny pictures. We've successfully finished our seminar in John Innes Centre. We've got many nice suggestions and comments. Sai-san was so fine. He was so kind to us. We are in Berlin now (International conference on Arabidopsis research). It's exiting! There are so many interesting informations! We'll enjoy our visit in Berlin. Bear in Germany is so nice. Atsushi seems to be so happy. Anyway, say hello to the members of GRC. See you!
Best regards,  Sumire


Berlin image photo
2004.7.9

1st Mail from Miss Fujiwara in U.K.

こんにちは。すみれです。ただいまノーリッジのジョン・イネス・センターです。温室群がデカイ!!! 崔さんは元気です。デジカメを持っていったはいいもののパソコンにつなげるコードを持ってこなかったので、メールで送れません。ごめんなさい。。帰ってからのお楽しみということで。それでは!    藤原すみれ

帰国後に公表されたのが右の写真です。→

参考記事
海外レポート =留学体験記=『英国ジョン・イネス・センターでのポスドク生活 尾之内均』


Atsushi and Sumire took a photograph with Cui-san in John Innes Centre

2004.5.13 第29回生命科学セミナー(遺伝子実験センターセミナー共催)開催のお知らせ
日時:2004.5.31 (Mon) 13:00-14:30
場所:筑波大学総合研究棟A棟公開講義室110号室
Guest Speaker:Dr. David E. Somers
(Plant Biotechnology Center, Ohio State University, USA; Assistant Professer)

『Dosage-dependent control of circadian period and photomorphogenesis.』
シロイヌナズナの概日リズム制御過程に関わるタンパク質分解機構について、最新の研究成果を発表して頂きます。
2004.5.13 分子生物学研究を進める上で役立つフリーソフトのサイトをみつけました。右は制限酵素処理に関係する全ての情報を提供してくれるEnzymeXのインターフェイス。

ダウンロードはこちらから
http://www.mekentosj.com/programs/index.html
2004.04.02

Food Biotechnology in the U.S.

アメリカンセンターでのバイオ農産物についてのプログラムに渡辺・石丸で出席しました。プログラム内容は、遺伝子組換え作物を実際に栽培している米国の農業生産者が、遺伝子組換え作物をどのように考えているかを伝えるというものでした。
米議会調査局CRSのレポート:下記のURLで全文入手可能です。
RL30198 - Food Biotechnology in the United States: Science, Regulation, and Issues
19-Jan-2001; Donna Vogt, Mickey Parish; 30 p.
http://www.ncseonline.org/NLE/CRSreports/science/st-41.pdf
米農務省の発行する月刊誌Amber WavesのURL
http://www.ers.usda.gov/AmberWaves/

2004.03.22-23

トマトゲノム時代のナス科モデル植物
「新しい作物育種の方向性を探る」
かずさDNA研究所が、コーネル大学Steven Tanksley教授(基調講演)、ソウル国立大学Byung-Dong Kim教授、INRA Mondher Bouzayen教授を招待して開かれたワークショップで、江面先生が研究発表を行いました。 国内外のナス科植物の研究に関して、育種、分子生物学、ゲノム生物学の専門家が幅広く話題を提供し、次世代のゲノム解読の候補として挙げられているトマトの研究状況をTanksley教授が紹介しました。


Kim教授 Tanksley教授 柴田教授
Mondher教授 江面助教授
2003.11.24-29

筑波大学遺伝子実験センター
バイオテクノロジー基礎技術講習会開催

修士1年生の石丸君がSTAFFとして参加し、実技講習を行いました。講習会は1週間でしたが、予備実験を含めた準備期間は2週間以上を要しました。

2003.10.02 10月6日から共同研究先のトゥールーズ大学のM.Bouzayen教授が研究室に来日します。31日まで滞在されますが、その間に以下の2つのセミナーをしていただきます。興味のある方は御参加下さい。詳細はPDFファイルを御覧下さい。
10月10日: Ripening-associated transcriptional regulation in the tomato: a case of hormonal cross-talk 【PDF file】
10月17日: International initiative on tomato genomics and post-genomics 【PDF file】

*PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Acrobat Reader(無料)が必要となります。

2003.08.26 8月18日から20日に竹園高校の2年生を迎えて、SSH体験研修を実施しました。メロンからエチレン生合成遺伝子を取り出しました photo
2003.07.10 もうすぐ中学、高校が夏休みに入ります。私達の研究室では中高生向けに以下のサイエンス講座を実施します。

1、夏休みJrサイエンス講座(中学生向け) :身近な植物をクローン増殖してみよう(7月24日、25日、8月28日、29日、9月27日に実施)

2、スーパサイエンススクール夏休み体験研修(高校生向け) :身近な作物の遺伝子を目で見てみよう(8月18、19、20日に実施)
さらに当研究室では茨城県が実施する「プレ・カレッジ講座」事業に協力し以下の出前講義を行います。

現代科学への誘い ー最先端科学に触れてー
テーマ:遺伝子操作とクローン
場所:県立下館第一高等学校
日時:7月12日13:00-14:30
講師:江面浩

Pick up

江面研ホームページ全面リニューアル

2004.04.26
江面研究室ホームページを全面リニューアルしました。まだ工事中の箇所が多々あります が、5月中に竣工する予定です。HP作成は東京造形大学出身のデザイナー、皆川佳昭さんに依頼しました。新しいHPは「皆で作るホームページ」をコンセプトとしており、htmlの知識がない研究室メンバーでも、気軽にコンテンツをさわれるように随所に工夫が施されています。個々のメンバー発の情報が増えることにより、このHPがinteractiveな情報交換の場となることを期待します。(文責:渡辺)


HPの制作現場写真(皆川スタジオ)

<過去の皆川氏関係作品>
環境工学株式会社コーポレートサイト
http://www.kankyo-kogaku.co.jp/

日本データコム株式会社コーポレートサイト
http://www.ndc.ne.jp/
システムインテグレーターという業種にふさわしいクールなイメージを表現するとともに採用情報では色調を変え、コントラストのあるサイトに仕上げました。

インド舞踊家ミーナのプロモーションサイト
http://www.meenaorissi.com/

家具修理工房のサイト
http://www.crystal-art.ws/

その他、企業WEBサイト多数、Flashによる製品デモムービーなども手がけております。

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